東名ふじもりクリニック

東名ふじもりクリニック|名古屋市、名東区の脳神経外科,内科,神経内科

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雑談1

医学部の時の印象に残る講義

35年以上前の話です。肝臓・胆のう・膵臓の外科の講義で、当時の第一外科助教授(今の准教授)が”人口10万人あたり100人以下の職業は希少価値のある職業で自慢してもいい。今の医師数は130-140人だ。君たちは必要ないところで、自分は医師だと言ったら笑われるぞ。”とおっしゃったのを覚えています。医学部の数がその後2倍に増え、現在の医師数は人口10万人あたり240人くらいです。
肝・胆・膵の外科の講義は何も覚えていませんが、この事だけは教えを守っています。
なじみの居酒屋で”先生、今日はクロダイがおすすめですよ!”などと大将から声を掛けられると、その瞬間わたしはカウンター席で萎縮してしまい、まわりの客の反応を固まりながら横目で伺います。学校の先生でも弁護士でも茶道でも、なんでも先生なので気にしなくてもいいのですが、学生の時の尊敬する先生の講義には、これを含めていくつかの教訓・名言があります。

 

しびれ”難民”

手足のしびれ・痛みを主訴に来院される方は、脳神経外科・神経内科だけでなく、整形外科を含めると非常に多いです。
頭部CT・MRI、頸椎・腰椎X線などは、やっておくべき時代ですが、多くは異常なしです。
「では大丈夫です。」で終わりにするか、診察を進めて「こういう原因が考えられます。だからこうしてみましょう。」の二通りの方法があります。私はなるべく後者を選択するようにしています。
本来は整形外科で治療していいのに、ざるのように見落とされている”絞扼性神経障害”を頭痛の次くらいの頻度で診療しています。
しびれ難民が多いのには驚きます。

 

片頭痛を有する方へのイメージ

月に100人くらいの片頭痛治療をしていて、私なりに漠然と感じる"イメージ"があります。
片頭痛のかたは、一般的に几帳面で小ぎれい。女性なら細身で、見た目血圧が低めタイプ。男性ならワイシャツにはしわひとつなく、おしゃれ・バリっと仕事のできる人・・・といった感じです。前兆のある片頭痛については、これに加えて知的なイメージが漂います。
もちろん、私は"片頭痛"はもっていません。

 

頭部外傷

日本の武道が中学校で必須となって、柔道で頭部打撲・脳振盪をうけるケースがひと時増えましたが、最近激減です。必須を中止にしたなら大変良いことです。受け身を習得していない初心者に大外刈りをかけて、急性硬膜下血腫で死亡があるからです。部活として熟練者が指導し、そのうえで死ぬこともある競技だと理解して初めてやっていいのが柔道です。レスリングやボクシングも同じです。サッカーのヘディングシュートは時々華麗すぎることがありますが、同じくリスクをともないます。